睡眠をしっかりとればワキガは軽減?睡眠とワキガの関係とは?


人は睡眠不足になると、自律神経のバランスが乱れます。

自律神経というのは循環器、消化器、呼吸器などの生体活動を維持・調整するために24時間働き続けている神経の総称です。

この神経は「交感神経」と「副交感神経」に分けられます。

交感神経は人が活動をする時に優位となる神経で、副交感神経は人がリラックスした時に優位となる神経です。
この二つが交互に優位となることで、人は心身ともに安定した日々を送ることができるのです。

しかし、睡眠不足になると先に言ったように自律神経のバランスが乱れてきます。
多くは「交感神経」の優位が続き、副交感神経の働きが弱まってしまいます。

交感神経は循環器、呼吸器など体の器官を活発に動かそうとします。
汗腺もその影響を受けやすく、交感神経が優位になっている場合、発汗量も増えることが多いのです。

これはエクリン腺、アポクリン腺両方に作用します。

結果、ワキガ菌が好むエサが増えることで、菌の増殖も促されてワキガ臭も悪化します。

皮脂腺も寝不足で活発化

皮脂腺が活発化することでワキガ臭が悪化

お肌が荒れる、脂っぽくなる・・・。
何をしても改善しないお肌のトラブルに、寝不足が潜んでいることがあります。

これは顔だけの話ではありません。
ワキの下もまた自律神経に支配されています。
交感神経が活発化すると、皮脂腺から皮脂の分泌が増えるというのは明確な事実。

寝不足が皮脂の分泌を促し、それを皮膚常在菌が分解することで体臭が強くなる可能性があります。

新陳代謝の不良がワキガ臭を悪化

新陳代謝の悪化でワキガ臭も増悪

睡眠不足は新陳代謝の悪化も招きます。
いつまでも排泄されずに体に蓄積される乳酸などの成分は、汗腺から出る汗をアンモニア臭に変えてしまうことが知られています。

また毒素を汗腺が再吸収することで、アポクリン腺だけに限らずエクリン腺から分泌される汗も分解により臭い成分が出やすくなることがあります。

これがワキガ臭と重なり、強い体臭に繋がる危険性があるのです。

大切なのは毎日7時間程度の睡眠を確保するということ

睡眠不足はワキガの悪化だけでなく、体の様々な不調に繋がります。
特に慢性の睡眠不足はストレス耐性を低下させ、精神的ストレスを受けやすくなります。
これによってもワキガ臭は悪化する可能性があります。

基本的には睡眠不足にならないような生活スタイルを維持することが大切です。
一般的には7時間がちょうどいいとされていますが、自分自身が一番すっきりとする睡眠時間をみつけることも大切です。
寝る時間を決め、しっかりと自己管理することをおすすめします。