ワキガに効く漢方があるって本当?


ワキガのケアといえば、多くの方がすぐに思い浮かべるのは「デオドラント」ではないでしょうか。
ですが、実は違う角度からアプローチすることもできます。

その一つが「漢方」です。

漢方の世界では「ワキガ」という病名は存在しません。
多汗症の人の汗が臭う状態、これをワキガと解釈します。

なので漢方の世界ではワキガの治療のために行う基本的な治療は「汗の量を減らすこと」です。

またその汗のかき方にも着目します。

体をよく動かすタイプは「実証」
体を動かさないタイプは「虚証」

このどちらかのかによって処方される漢方は変わります。

ちなみに実証タイプの場合は、体の中に出来た過剰なエネルギーを鎮静化させることで発汗量を減らすような薬になります。
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)などがよく使われる漢方になります。

また虚証の場合は、体を動かさないことで滞った血流の中に余分な水分が溜まっていると考えます。
これが多汗の原因とした治療になります。

この虚証の場合によく用いられるのが柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)などです。

他には防已黄蓍湯(ぼういおうぎとう)という漢方も一般的に汗を減らしてくれる漢方の一つです。

どうやって自分に合う漢方を探すべきか

どうやって自分に合う漢方を探すべきか

漢方の世界はとても複雑です。
一つの症状に対して、万人に同じ薬が使われる西洋医学に慣れ親しんだ私達にとっては、簡単に理解して薬を選ぶということが困難です。

やはり、漢方薬を検討される場合には、その知識が深い医師・薬剤師などにきちんと相談するのが大切です。

漢方薬局の漢方は基本的に高額

漢方の種類にもよりますが、漢方薬局で漢方を購入する場合、基本は高額だと思っておいた方がいいでしょう。
場合によっては月に数万円かかるということも少なくありません。

漢方に限らず、ワキガケアは継続が大切です。
漢方薬局での漢方を選択した場合に長きに渡って継続できるかどうかもきちんと考えてみましょう。

処方薬はリーズナブルではじめやすい

漢方薬局ではなく、医療施設で漢方を処方してもらうこともできます。
この場合、基本的には保険適用となりますので、リーズナブルな価格で漢方を始めることができます。

また、漢方薬局で販売されているものには煮出しが必要となるものも多いですが、処方薬はほとんどが粉末、もしくは顆粒となり飲みやすく作られています。

個人的には漢方を処方してくれる医療機関に相談するやり方の方が負担が少ないと思います。

漢方薬は漢方医で処方をしてもらおう

漢方医に漢方を処方してもらう

現在、漢方薬というは世の中的にニーズが増え、多くの医療機関でも積極的に処方されるようになってきました。
これはこれでとてもありがたいことなのですが、処方してくれる先生の知識量が度々問題視されるようになってきました。

処方内容がその筋に精通している漢方医からしてみると「?」なんだそうです。
なぜこの症状でこの漢方?と首を捻りたくなる処方が多いんだとか。

せっかく漢方を処方してもらっても、的外れでは意味がありません。

なので、漢方の処方を希望されるのであれば、まずは漢方医を探しましょう。

漢方だけでは足りないと感じたら

漢方薬だけでは足りないと感じたら

ワキガは生まれ持った体質です。
いかに優秀な漢方医と言えども、生まれた時から決まっているアポクリン腺の数を減らすことはできません。

その日の体調や食べたものによっては臭いが強くなることもあると思います。
きちんと漢方を飲んでいたとしても、病気ではない以上、全く臭いを消してしまうということは難しいと思います。

だからこそ、日々の習慣が大切になります。

お風呂の入り方や洗浄方法、デオドラントの仕方、衣類の選び方。
このような日々の工夫が結果的に「ワキガ臭が出にくい体」を作ってくれます。

自分のワキガをきちんと見つめ、どのケアが向いているのか、また合っているのかをしっかりと見極めることもワキガケアにおいてはとても重要です。