ワキガの方におすすめしたい入浴方法があります。
私自身、この入浴法に変えただけでかなりワキガの臭いが改善されました。
普段の入浴にほんの少し工夫をするだけなので手間いらず。
ぜひお試しください。
湯船に浸かる
毎日の入浴をシャワーで済ませているという方も多いと思います。
ですが、ワキガ臭を改善するためにはしっかりと湯船に浸かることをおすすめします。
湯船に浸かることで、毛穴に詰まった汚れを浮かしやすくなります。
汚れや古い角質が残ると、それをエサにワキガ菌が増殖を始めます。
ワキガの臭いをリセットするには、しっかりと皮膚表面の汚れを浮かして落とすのが効果的です。
湯の中でワキのマッサージを行う
湯船では肩までしっかりと浸かります。
そして、ワキの下をつまんだり、グリグリとねじったりします。
痛みが伴うほどは力を入れず、気持ちいいと感じる程度にとどめます。
時間にして片ワキ3分程度で十分です。
こうすることで、ワキの下の血行を改善し、臭いの原因となる老廃物の排泄に役立ちます。
また、揉んだりねじったりする刺激で汗腺が柔らかくなり、中にある汗や汚れも浮かしやすくなります。
入浴剤は酢・ミョウバン・重曹のいずれかをセレクト
私のイチオシはミョウバンですが、ワキガの種類によっては酢や重曹の方が効果的な場合があります。
クエン酸風呂
酢の臭いが苦手な方は粉末で売っている「クエン酸」でもかまいません。
クエン酸の湯はワキガの臭いの原因となる「アポ蛋白」を減らしてくれます。
結果として、ワキガの臭いが出にくくなるのです。
→りんごの繊維質がアポ蛋白を抑制!
クエン酸風呂の作り方は簡単です。
酢を使う場合にはコップ半分~1杯程度、クエン酸を使う場合には大さじ1杯をお湯に入れるだけです。
重曹風呂
湯をアルカリ性にし、石けんのように汗腺や毛穴に詰まった汚れを浮き上がらせて落とす作用があります。
特に脂質やタンパク質などの汚れに効果的。
ただし、アルカリ性はワキガ菌が好む環境。
場合によってはワキガを悪化させてしまうこともあるので、注意が必要です。
重曹は血行を良くする効果もあるので、代謝産物である毒素の排泄を促し、臭いの原因を減らしてくれる効果も期待できます。
重曹風呂はお湯に一掴み(約40g程度)を入れるだけ。
皮膚刺激が少ないものなので、入れる量はアバウトでもOKです。
【ミョウバン湯】
ミョウバン水と同じように皮膚を酸性にして、ワキガ菌の住みにくい環境を作ります。
また制汗作用、殺菌・抗菌などの効果も同時に得られる、まさにワキガに適した入浴剤となります。
ミョウバン湯はワキガだけではなく、アトピーや加齢臭にも効果的です。
使用量はミョウバン水であればコップ1杯程度、焼ミョウバン小さじ1~2杯を湯に入れて溶かしてもOKです。
→ミョウバン水でワキガの臭いを劇的改善!【詳しい作り方と使い方】
しっかり汗をかく
普段から汗をかく習慣をつけることが重要です。
運動をしない人であればなおさら入浴時に汗をかくことが大切になってきます。
汗をかくのは通常「エクリン腺」と呼ばれる体温調節に効果的な汗腺です。
しかし、汗をかかないで長い間過ごすと、体には「乳酸」と呼ばれる疲労物質が蓄積しやすくなります。
これが血液成分に増え、汗腺から再吸収された場合にアンモニアを発生させやすくなります。
結果、ワキガ臭とは別にアンモニア臭という不快な臭いが出やすくなるのです。
また汗をかく習慣が無い人が、急に汗をかくとその汗は大体においてアルカリ性に傾きます。
アルカリ性の環境はワキガ菌が好むもの。
結果、増殖が活発となりワキガ臭が出やすくなります。
毎日の入浴でしっかりと汗を出す習慣を身につけることが大切です。
以上、ワキガに効果的で簡単な入浴方法についてまとめました。
日々の継続が重要になりますが、いずれも普段の入浴方法にプラスするだけの簡単な方法です。
ぜひ、毎日の入浴に取り入れてみてください。
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